診察までの放浪記 =診察日記(6)=

(前回の続きです)

医師から書類をもらえることを期待して
行くことにした大学病院。

なるべく電車内が混んでいない時間帯を狙って
診察予約を入れましたが

車内に入ると息子は
だんだん顔面蒼白に。。

ありとあらゆる波が降りかかって、つらい…!

※辛さは音だけではありません

ただひたすら
背中をさすってあげるしかできません😭


駅を降りて病院まで歩きますが
息子はフラフラしてちゃんと歩けず

何度も休みながら
ゆっくり進みます。

頑張れ頑張れ!!

ようやく病院に着きました。
大学病院なので、大きくて立派なビル!

当然、エントランス付近から
ガヤガヤしています

マズイ…

息子は入れません💦

仕方ないので、
外で一人で
待っていてもらいます。

息子は視覚障害もあるため
私と離れると
強い不安を感じてしまいますが

それ以上に、ガヤガヤした場所が辛いので
頑張って一人で待つしかありません。。


時間がかかりましたが、受付も終わり、
ビルの外にいる息子のところへ駆け付けると

ちゃんと一人で待っていました。ε-😄ホッ
ただ、もう少し頑張ってほしいと伝えます。

これから行く3階のフロアに
息子の居場所があるか
確認する必要があるからです。

また息子を一人残し
私だけで3階の偵察。

行ってみると
診療科の待合室には、
かなりの人がいました。

ここは無理そうだ。。

広いフロアを一周します。

反対側の別の診療科では
比較的、人が少なめの場所がありました。

そこなら、ギリギリなんとかなるかな…と思い
息子を3階に引張ってきました。

息子は、しんどそうです…

人が複数いると、
色んな刺激が降りかかり
その処理に追われて
疲労しているようです

スパイファミリーの
アーニャか?!

※アニメです

診療科の反対側にいると
呼ばれても聞こえないため
何度も受付に確認に行きます(忙しい。。)


そうこうしているうちに、
私たちの席の2列後ろくらいに

息子と同年代くらいの女の子と
お母さんがやってきて、座りました

女の子はお母さんと
何か面白い話をしていたようで

楽しそうに「アハハ!」と
声をあげて笑っていました

ほっこりする何気ない風景

しかし、息子の顔色が
さらに悪くなりました

ちょっと厳しいかも…

もう居場所がないよ💦


仕方ないので、いったん1階まで降り
外に出て休憩。

でも、もうすぐ呼ばれるかも…と思うと
あまり外で長居できません。
(電話で呼び出してくれたら助かるんだけど
そういう仕組みはありませんでした)

いつ呼ばれるかヒヤヒヤしながら
3階と外を行ったり来たり…

この時点で、息子はすでに
膨大なエネルギーを

消費していますが

検査も診察も
まだこれから

こんなふうに、待ち時間の間
私達はいつも
長い長い放浪をしています

病院までの道、待つ時間が
こんなに苦しくなければ
もっと色々なところへ行けるのに…と

もどかしいです😓💦

(診察結果に続きます)

プロフィール


幼い頃から華々しいエピソードがあるわけでもなく、全体がすごい高IQなわけでもない。それでも「ちょっぴり」突出したものがある、そんな息子の日常を書いています。
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