検査に行きたくても行けない事情 =診察日記(5)=

(前回の続きです)

息子は川端先生の
視覚発達検査を受けたあと

心身ともに
疲れ切ってしまい

・ご飯が食べられない
・大好きな絵も描けない
・ギターも弾けない
・なんにもする気になれない

そんな状態が
9ヶ月以上も続き
本当に辛い想いをしました。

なんとかしてあげたいと
焦る気持ちから
息子を色んなところに連れ回し

その結果、何も分からず
息子が疲弊しただけ

もう、こんなことやめよう。
息子を休ませてあげたい。

それで病院へ行くことを
やめたのです。

まだ川端先生のところへ
通う予定がありましたが

それを中断したかたちなので
この決断も大変悩みました。

でも、何も手立てがないことは
先生から言われていたし

これ以上無理して通ったら
逆に息子がおかしくなってしまいそうだったので
そうせざるを得ませんでした。

それで進展がないまま
1年半以上が経過し

今回、久しぶりの検査で
紹介状をいただいたわけですが…

行くべきなんだろうか😞

息子に辛い想いをさせて
また何ヶ月も
何もできなくなってしまったら?

怖くて行動できない。。

紹介状の出た大学病院は
電車で15分。

近いですよね(普通は)

でも息子は
10分も乗ってられません。

無理矢理行かせて、辿り着いた先の
混雑した待合室も難関です。

そこで長時間待った後、視力検査をしますが
それも息子にとっては大きな負担。

あげく診察で
「わからない」と言われたら…😱
そう言われそうな予感がしています。。)

息子は最近やっとやっと
少し元気になってきたのに

これをやる意味あるんだろうか…

悩んで悩んで…かなり悩みました。。


でも、今回は視野検査で
目の不自由さがハッキリとわかったし

大学病院でなら、
何かしら書類を書いてくれるかも知れない…

また自分勝手な、わずかな希望を持って

息子に無理をさせることにしました。

私は
障害をハッキリ示せる証明を
何としても欲しくて
焦っていました
💦

まさか自分の子供の障害を証明してもらうために
こんなに奔走することになるなんて

息子が不登校になった当初は
想像もしませんでした😞

(↓続きます)

診察までの放浪記 =診察日記(6)=
→ このお話の一覧は こちら(前回の続きです)医師から書類をもらえることを期待して行くことにした大学病院。なるべく電車内が混んでいない時間帯を狙って診察予約を入れましたが車内に入ると息子はだんだ...

プロフィール


幼い頃から華々しいエピソードがあるわけでもなく、全体がすごい高IQなわけでもない。それでも「ちょっぴり」突出したものがある、そんな息子の日常を書いています。
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