「どこでどういう検査をして、2Eギフテッドとわかったの?」と質問されることがあります。
息子の場合は「WISC-IV知能検査」を受けたことがきっかけでした。
不登校からカウンセリングへ
息子が登校できなくなったことがきっかけで、保健室の先生から、学校近くにある小児科(個人病院)内の心理相談を紹介されました。その病院では、週3回ほど発達専門の心理士さんが来てくださっていました。
すでに息子はスクールカウンセリングには通っていましたが、小児科の心理相談も行ってみることにしました。
敏感で疲れやすい息子なので、新たな場所へ連れ出すのは、毎回大変💦
でも、藁にもすがる想いでした。。
一回目の相談でWISC-IV検査を勧められた
なんとか相談の日になりました。発達のM先生と他愛もない雑談をして、和やかな雰囲気でしたが、息子はやはり、とても疲れている様子。
当時、息子は小学2年生でしたが、先生からは
この落ち着きぶりや、受け答えは、小学2年生ではないですね。
学校では疲れてしまうでしょう。
まずは発達に関する検査を受けた方がいいとのことで、その検査が「WISC-IV知能検査」でした。
WISC-IV検査はとても人気があるようで、すぐには受けることができず、予約できたのは1か月後。費用は無料でした。
息子にとって検査の負荷は大きかった
このとき私は簡単な検査を想像していたのですが、先生から以下の注意点を伝えられました。
- 検査は1時間〜1時間30分ほどかかる。
- 部屋に検査者と2人きりになる。
- 当日、気持ちや体調の問題で受けるのが難しいようなら、日程を改めること。
(一度受けてしまうと、1~3年ほどは再検査できないため)
ちょっと大変そうな検査だなと思いました💦
長時間慣れない人と2人きりで検査するのかぁ。。
それに結果が悪かったらどうしよう…
息子は、できれば受けたくない様子。
でも、私としては何か原因が分かるかも知れない検査なので、受けてみてほしかった。。
息子に、「どんなふうに支援したらいいかを見つけるためのものだよ」と言って、渋々受け入れてもらった感じでした😅
検査当日
当日は大雨。😭
息子は雨の刺激も痛いので、もうダメかと思いましたが、なんとか病院に到着。
息子は先生と2人で検査室に入り、私はいったん帰宅して検査が終わるまで待つことになりました。
指定された時間に迎えに行くと、息子は納得いかないような、騙されたというような表情で、でも何も言わず、気持ちを抑えている様子でした。
検査の問題は「図を見たり、言葉を覚えたり、簡単なものだよ」と言われていたのですが、
疲れた!!!ものすごい大変だった!!!
帰宅してからも何もやる気が起きず、ろくに食事も取れない状態に。
この状態が一週間以上続いてしまい、なだめるのが大変でした。
この時は「そんなに疲れる検査とは聞いていなかったのに、おかしいな…」と不思議に思うことしかできませんでした。
今振り返ると「目がちゃんと見えていない状態で検査をしていたから、疲れるのは当たり前!」と、わかりますが、その時は知る由もありません。
息子には可哀想なことばかりさせていましたが、この検査のおかげで息子の生きづらさが判明することになります。
→ 「2Eギフテッドとわかるまで (2)」に続きます
プロフィール
幼い頃から華々しいエピソードがあるわけでもなく、全体がすごい高IQなわけでもない。それでも「ちょっぴり」突出したものがある、そんな息子の日常を書いています。
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